絶叫オフィス31年分の20作品から1曲ずつチョイスして全てReMIXしたベスト盤

2024たんこの歴史



2024/09/07リリース
20曲 オープンプライス
Total Time 71:36

絶叫オフィスHP

郵送希望の方はメール(z_office@mac.com)くらさい


↓ライナーノート↓

↓編集後記↓




01-お願い!マスター 1:55
2019「ジェットサウンドなライフ」/the shouters

EG かっちゃり
Bass&Cho ジョガー
Key&Cho たまちゃん
Cho ゴギー坂本

たまちゃんのKeyとChoを追加

かっちゃりの素晴らしいリフをKEYでユニゾンに、よりゴージャスに。
02-ベイベー堪忍え 4:02
2018「天王寺北口派宣言」/サソリワン・ボス

Bass&Choジョガー
Dr &Choくりけん

Cho・・やっさん・ジョガー・ゴギー坂本・鉄っちゃん・快人・たまちゃん・Bルーズ久保・まさよちゃんしまやん・チョッチ

Drくりけんの忘れ形見エンディングソロ。そして怒涛の新ギミック。。
03-自慢したい 3:03
2017「サン・サン・サン・ロック」/ものっそ叫ビ隊

Bass&Cho Bルーズ久保
Dr&Cho ゴギー坂本
Cho 島さん

Cho・・吉田さん・同級生OKD・同級生Oo・みなみちゃん・チョッチ

これもエンディングギミックを一新しました。てかサビは島さんにも歌ってもらてたんですな!よーく聴いてみてくらさい。
04-待つ男 3:37
2009「リアル咲きROCK図鑑」/the shouters

Bass Bルーズ久保
Dr BFD3

TEMPOを140→143に、DrをBFD2→BFD3に

TOYOPETナイスミドル音楽祭3年目はこれを提出し中四国王者になって東京まで行けました。ガツンと来るトコロを重点的に修正、シングルカットはこれかも。
05-ロックンロールの神様 3:10
2009「MSロック土巣。」/ものっそ叫ビ隊

Bass Bルーズ久保
Dr ゴギー坂本
Cho?女王

冒頭の弾語り再録


自他ともに認める代表曲。左右のギターの音作りとバランスで結構沼った。。
06-ここにずっといる 4:31
2007「スキ!スキ!ロックンロール」/ものっそ叫ビ隊

Bass&Cho Bルーズ久保
Dr&Cho ゴギー坂本

低音Cho追加

息の長いこれまた代表曲。叫ビ隊だけではなく弾語りでも活躍。ReMIXは2回目
07-ツキささる現実 3:08
2004「この島一番のくそぼっこ」/the shouters

Bass Bルーズ久保
Dr Addictive Drums 2


DrをAddictive Drums 2にBassをTrilian→Bルーズ久保に

うどんの国に帰ってから作った佳曲でこれもReMIX2回目。1回目のを使用したYoutubeは結構気に入っている。
08-と・め・て 3:22
2003「さらば青春」/the shouters

Bass 白井
EG 快人
Dr Addictive Drums 2

DrをDM5→Addictive Drums 2に冒頭の弾語り再録

ジャンボ・ペリーやKBKでリバイバルしたがそろそろ封印か!?シャウターズ初期の代表曲。
09-シャウターズのテーマ 3:24
2003「2003秋味」/the shouters

Bass&Cho 白井
Dr Addictive Drums 2

DrをDM5→Addictive Drums 2に

曲名からは想像できない、ライブで2回しかやってない幻の曲だけどなかなかの激抜け音質そして超絶バカROCKな歌詞。
10-ミラクル・ボスのテーマ 4:21
2003「GO!GO!miracleBoss#01」/ミラクル・ボス

Bass ジョン
Dr 大士

WINのプロジェクトながらファイルが壊れてて苦戦

これは幻のバンドですな。活動と同じく作業が苦戦したけど忘れてたあの感じが十分に再現されたのでわ。ヘタ過ぎなギターソロ、あえて直さずガレージや!
11-プレイボール 4:43
2002「プレイボール」/the shouters

EG 米蔵
Bass&Cho ジョガー
Key&Cho たまちゃん

Dr Addictive Drums 2

CD-RからMACのプロジェクトを吸い出しDrをDM5→Addictive Drums 2にBassをNanoBass→ジョガーにたまちゃんの鍵ハモ追加たまちゃんとジョガーのCho追加

アコサソリで復活してますがええ感じでゴージャスになってます。
12-大事パート2 3:35
2001「裏街道ブルース」/the shouters

EG 快人
Bass りょ〜太
Dr MODO DRUM1.5

CD-RからMACのプロジェクトを吸い出しDrをDM5→MODO DRUM1.5に

ホントは録り直したいが今の技術でデキる範囲で直しました。バンドのグルーヴはこんなもんじゃなかったがヤケクソシンセはなかなかかと。
13-プログレス・サマー 2:56
2000「捻り鉢巻.jp」/プログレス・バー

AG 米蔵
Bass ジョン
Key&Cho たまちゃん
Cho ジョガー

CD-RからMACのプロジェクトを吸い出すたまちゃんのKEYそしてたまちゃんとジョガーのCho追加Cho追加

Dr無しというのはもしかして有利!?元々素晴らしいデキで久々聴いて泣きそうになったがジョガー夫妻のおかげで更に上の世界へ。
14-暗闇でダンス 4:35
2000「ダンス」/the shouters

Bass NanoBass
Dr DM5

MOからMACのプロジェクトを吸い出すDM5をパラで再インポート

1曲ぐらいは当時のローファイなハード音源のを残しましょう。逆に今ライブでやるとどうでしょうかね。
15-ハッピーエンド 4:11
1999「遅咲きの花」/the shouters

EG&Cho かっちゃり
Cho しげちゃん
Bass MODO BASS2
Dr Roland SK-88PRO

MACのHDDからプロジェクトを吸い出しBassをSK-88PRO→MODO BASS2に

バンド空中分解で失意のナカ始めた宅録。他の曲で良いのもあったが助けてくれたしげちゃん・かっちゃりの優しさをチョイス。あの頃皆宅録を始めてた。。
16-サタデーナイト 4:25
1997「image file」/the shouters

EG 快人
Bass りょ〜太
Dr えーちゃん
EG&Cho 太田君
Key&Cho たまちゃん
Cho ジョガー

太田君EG&Cho追加ジョガー&たまちゃんCho、たまちゃんKEY追加

京都時代最終期の奇跡のREC。入る余地あるのか!?と思ったがサソリメンバー3人がしっかり降臨。
17-僕とビール 4:04
1996「ドライブ」/the shouters

EG 快人
Bass りょ〜太
Dr えーちゃん

快人に尽きる
18-のんびり屋のケン太君 2:12
1994「一発録」/the shouters

EG かっちゃり
Bass たま吉
Dr ほんだ
EG 太田くん

太田君EG&Cho追加

BSヤングバトル出場を勝ち取ったグルーヴに鉄っちゃんのある種サポートEGそして新録Voの大胆な使い方。
19-無念 2:32
1993「1993カセットMTR→2021」」/the shouters

EG 快人
Bass 白井
Dr くにぴょん
Cho 米蔵えーちゃんBルーズ久保太田君ジョガー&たまちゃん、りょ〜太、白井快人、ユーロ、ゴギー&チョッチ

コロナのおかげで奇跡の発掘リリースしたのをここまでVerUPデキるのか。他の曲もやり直すか!?
20-Fish inn デス 3:50
2021「Fish in love」/the shouters

Bass ジョガー
Key 加奈ちゃん
Cho こたんこ

新たに作詞してVoを新録

ヤケクソVoRECは大成功やったがMIXを入稿ギリギリまでやるハメになりすぐにでもReMIXしたい
ライナーノート

日本を代表する有名なロックスターが今から30年前に「音楽で大成するのは利口と馬鹿だけ」と言った言葉を今も憶えている。

要するに「生まれながらにして苦労もせず、やること成すこと大衆から支持される天性の持ち主」か、
逆に「周りとの優劣など一切気に留めず、振り向きも立ち止まりもせずひたすら疾走する」か?
その両極端こそが成功者になり得るという事なのだろう。

たんこさんと初めて会ったのは10年前の2014年のこと。

当時ボクは営業会社のビジネスマン。寝ても覚めても金の事ばかり。
そんな泥沼にドップリ浸かる生活の方がメインで、それまでの人生の中でも音楽から疎遠になっていた頃のことだった。
とある日、高松市内の某ライブハウスにて。
息抜きとして自分が昔組んでいたバンドの再結成ライヴの為、設備の事前確認に行ったところ、そこに「ものっそ叫ビ隊」がリハーサルをしていたのだが、
ふと彼の足元をみるとなんと見た事もない半畳はあろうか、巨大エフェクターボードを目にしたのだ!
「え、、えー!? こんなサイズのボードなんて売ってるん?」と自分が尋ねると「はは。特注!特注!」とたんこさん。
それを切欠に色々話すうち、

・同い年であること。
・以前東京で音楽活動していた。

という話題が共通し、奇跡的に住んでいた場所も近所だったのですぐに打ち解けたかと思う。
それから数年のこと。2020年ボクは音楽活動を再開する事になった。
時々、楽器や動画制作、宅録の相談などをするうち、地元の音楽事情を教えてもらったり、彼の現在まで至る音源を何枚か聴かせてもらったのだが

「なかなか宅録でここまでクオリティの高い、こんなにもマニアックな人が地元にいたのか」と驚いたのが率直な感想で、
エンジニアとしても信用が出来ると考え、やがて組むボクのバンド(SomeRise)のエンジニアを担当してもらうようになる。
事前に「ただレコーディングするだけって何も面白くないし何も満足できない。いつまでも終わりってキリがないよね!」
といったレコーディングに対する互いの価値観も合致していた。
同じ時代に育ったこと、青春時代に影響を受けたもの、多感な時期に見えていた風景、目をそらした風景、、、
そんな色々。
同い年だからこそ理解出来ることって沢山ある。
それを踏まえて、、
彼の中での作曲期間がバラバラではあるものの「2024たんこの歴史」を聴いて、改めて自分なりの解釈は主に以下の通り。

・日常の違和感を「喜劇」に変える。
・抽象的な歌詞は書けない。
・二枚目な歌詞は書けない。
・ストーリー性のある歌詞が得意。特定の誰かを「ワルモノ」にはしないが「ワライモノ」にする傾向がある。
・随所に見られるギミック。エフェクトを駆使した幅広いバリエーションのコーラスや効果音。(80年代後半〜90年代前半の邦楽インディーズにルーツを感じる) 同じくパートによってヴィンテージギターを細かく差し替えてのフレーズ。多分一瞬だけ使用したギターもあるはず。(ホントに一瞬。0.2秒くらいのとか)
・展開的にここでドッカーンといくであろう場面でブレイクしたり、宇宙人風な声のエフェクトをかけたり。つまり良い意味でリスナーを裏切る。
(ボクはそんな場面があるとつい噴き出してしまい、思惑通りにさせられた事に悔しくなる。しかし想像通りの展開だったら勝ったような気持ちになる)
・レコーディングの際、演奏者の恥ずかし過ぎる「ミステイク」やクソ恥ずかし過ぎる「素」が見えた時こそ「これは美味しい」と即採用する性格。

最後に彼に対する誉め言葉として。
要するに彼は「利口」でもある反面「馬鹿」である。分かりやすく言えば「変態の天才」である。
まぁ、そんな自覚は彼が宅録を始めた20年以上前から既に持っているわけで、その証明が「2024たんこの歴史」と言っても何ら過言ではない。


【追伸】
以前貰ったCDを車中に置いていたら、
うちの猫を病院に連れて行く時にその数枚をオシッコまみれにして処分した事を今日まで言えないままでいた。
在庫、、あるよね? 
2024.9.1 chocchi
編集後記





「次のCDはベストアルバムにすべきや」

ものっそ叫ビ隊で2ndを出す時から毎回ゴギー坂本が提案してるコトです。。
2ヶ月ちょい前に、若い頃BSヤングバトルで競演したARESZを見に行ってその膨大なリリースCD群を見て衝撃を受けたけど、ふと考えると

「そういやワイもまあまあ出してるよなあ」 ※忘れてしまうモノである

と思いましてね。55生誕祭演ること決まってたし今までの作品からのチョイスしたベストCDでも作って付けるか、3ヶ月弱あるからプレスも間に合うやろう。てか選ぶだけならオモローないし

全曲ReMIX ※軽い気持ちやった

でと翌日の叫ビ隊練習時にリズム隊に宣言、3枚のアルバムからそれぞれどれにする?なんて話してました。数日経って、半分楽しみに他のバンド含めアルバムの数を数えたら

20 ※マキシやYoutube含む

と発覚し顔面蒼白になったのでありマスリーナ。

以前くそぼっこをプレスCD化する際に似たようなコトやりましたが、あれは2MIXのEQいじる言わばリマスタリング程度で後はトラックを録って加えたぐらいだったので数日で終わったんですが

今回は完全にイチからMIX ※それをReMIXと言う

しております、マジで。テクノロジーの進化で2MIXを楽器ごとにバラしたりデキるようになったので古いカセットテープ時代のもまあまあやれました。実際ココ数年順番にゆっくりやっていってたんやけど

こんな一気にやるコトになるとは ※31年分でっせ

大体1曲につき半日ぐらいかかる感じでドキドキしながら毎日カレンダー見てました。最後の数日はなかなかのバタバタぶりでしたが作業開始してからの7週間、SomeRiseの2ndRECがカブっててそれの入稿から丁度1ヶ月の闘いでした。RECだけでなくライブやメンバー変遷等含め自分の活動の歴史を振り返れてホント濃密で刺激的な時間でした。MACで苦労してやっとMO認識したり、MIDIでDM5鳴らしたり、今は亡きジョンのBassが聴けたりと都度あの頃にタイムスリップできました。

確かにあの頃のワイがソコにいました ※色んな場所にずっと

新しいのから順番に遡る曲順にしてますが盤を聞く度ぐっと来るんだろうな。ちなみに選曲の対象となったのは

約180 ※全てRECってたんだぜ

であり、全てとは言わないまでもReMIXしたい曲かなり残ってます。いい加減新録も再開させつつライフワークとしてつまんで行きましょう。さあ次は開運堂のRECやな、終わったと思われたCDというメディアでまだまだ抵抗していきマスリーナ。

2024/09/04 うどんの国にて 小倉光一

制作記録
2024/09/07土 高松ナッシュビルにてリリース
2024/09/04水 サイト公開
2024/08/29木 トレーラー公開
2024/08/19月 【2024たんこの歴史】入稿完了
2024/08/16金 「ベイベー堪忍え」やっさんCho録り
2024/08/15木 ジョガーから届いた「ベイベー堪忍え」Cho、「のんびり屋のケン太君」Cho、「無念」Cho、「サタデーナイト」KEY・Choを反映。「Fish inn デス」Vo録り。
2024/08/14水 「自慢したい」「無念」「ベイベー堪忍え」チョッチCho録り。「自慢したい」一部Vo録り。「無念」「ベイベー堪忍え」ゴギーCho録り。
2024/08/13火 「無念」米蔵、BルーズREC、えーちゃん配置。「Fish inn デス」作詞完了。
2024/08/12月 「無念」快人、白井配置。
2024/08/09金 太田君「サタデーナイト」「のんびり屋のケン太君」EG・Cho録り「無念」「ベイベー堪忍え」Cho録り
2024/08/08木 「のんびり屋のケン太君」ReMIX開始
2024/08/07水 「無念」ReMIX開始
2024/08/05月 「自慢したい」みなみちゃん、吉田さんCho録り
2024/08/03土 「ロックンロールの神様」「とめて」冒頭の弾語りREC
2024/08/02金 「プログレス・サマー」「ツキささる現実」「ここにずっといる」Cho録り
「僕とビール」ReMIX開始
ジョガーから届いた「プログレス・サマー」KEY・Cho、「お願い!マスター」KEY・Cho、「プレイボール」Choを反映。
「ツキささる現実」Bルーズ久保Bass録り
2024/07/27土 「サタデーナイト」ReMIX開始
2024/07/26金 「お願い!マスター」ReMIX開始
2024/07/25木 「ベイベー堪忍え」ReMIX開始
「自慢したい」ReMIX開始〜へるちゃん・オカダ君Cho録り
2024/07/19金 「待つ男」ReMIX開始
2024/07/18木 【SOME RISE 2ndREC】入稿完了。「ロックンロールの神様」ReMIX開始
【SOME RISE 2ndREC】最終立会編集4H。「ここにずっといる」ReMIX開始。「プレイボール」の鍵ハモジョガーから届く。
「ツキささる現実」ReMIX開始。
【SOME RISE 2ndREC】6H立会編集・マスタリング
2024/07/13土 「とめて」ReMIX開始。「プレイボール」のBassジョガーから届く。
2024/07/11木 「シャウターズのテーマ」ReMIX開始
【SOME RISE 2ndREC】8H立会編集〜マスタリング
「暗闇でダンス」DM5からDrをパラで再インポート
2024/07/06土 「暗闇でダンス」MO経由でMACから吸い上げてReMIX開始
2024/07/05金 「プログレス・サマー」CD-R経由でMACから吸い上げてReMIX開始
2024/07/04木 「ミラクル・ボスのテーマ」ReMIX開始
「プレイボール」CD-R経由でMACから吸い上げてReMIX開始。
「大事」CD-R経由でMACから吸い上げてReMIX開始。