01-March2005〜別れの3月〜 4:53

Vo&AG 神社エール	Dr 中野	Bass 長野	EG かせやん
Masu-eiji問答無用の代表曲。レイクサイド音源を元にしつつ、別のデモCDからもVoを抽出しChoを形成。尺間違ってるところを逆手にとってかせやんさんが優しいギミックを付加。

02-心のカギ 3:47

Vo&AG 神社エール	Dr 中野	Bass 長野	EG かせやん
イントロがあまりにもかっこエエのでプロデューサー独断でエンディングにも流用、そしてアコギ残ってフェードアウト。。一気に主役の曲に。

03-こもれび 1:55

Vo&AG 神社エール	Dr 中野	Bass 長野	EG 山本
神社エールに改名後、ラストナンバーを飾ることも多かったキラーソング。各メンバー経験有のところ幻？のメンバー山本さんが徳島から駆けつけて魂を注入してクレました、戦メリ的叙情性も。エンディングのハミングが長野さんChoの骨頂。

04-サヨナラの空に 3:42

Vo&AG 神社エール	Dr 中野	Bass 長野	EG 鉄っちゃん
ゲストで鉄っちゃんが80年代的なEGを、ギミック的なGソロも泣ける結果でもって長野さんのハープと交互に切なさを演出。ライブよりかはかなりテンポ遅めで重さも倍増。

05-Sea Side Flower 4:09

Vo&EG 神社エール	Dr 中野	Bass 長野	EG なおや	EG たんこ
後期開運堂の主要曲で前年のナッシュビルのリハ音源からVoを抽出。結果的に唯一の開運堂リアルグルーヴの曲となり、Dr中野さんも叩きやすかったハズ。ライブ本番のMCも盛り込む。ナオヤ君のオブリがフラワートラベリンバンド的アナクロさで70年代へトリップ。

06-厄除けブルース 4:09

Vo 神社エール	Dr 中野	Bass 長野	EG なおや	AG たんこ
最も有名な曲。Choや合いの手で色んな人が登場して賑やかに。ラフハウスさんのYoutubeを使用させていただきVoを抽出、アコギは弾き直しました。エンディング部分がなかったのでこれも前年のナッシュビルライブのを使用し開運堂はごっつ走り屋であると証明。

07-帰り道（途中マデ） 3:14

Vo&AG 神社エール	Per ゴギー坂本
初期の名バラード。実は元々6分超の大作、原曲知らない状態でワンテイクREC提供してくれたPerゴギー坂本の「長い」との評もありワンコーラスにとどめ今後に含みを持たせる。

08-Silent Season 4:32

Vo&AG 神社エール	Dr 長谷	Bass 長野	EG なおや
Masu-eiji時代のオープニング定番曲。知り合った2005年にゲスト参加した時のChoを再現。ナオヤ君と2人の初期開運堂でもリスト入りしておりアコギからディストーションギターに変わっても懐かしさがこみあげマス。

09-緑の風 4:47

Vo&AG 神社エール	Dr 長谷	Bass ジョガー	Key たまちゃん	EG なおや
これも初期曲で当時のゲストCho再現。開運堂も初期ではリスト入りしてたか、ナガタ兄さんのDrに加えBassジョガーKeyたまちゃんという絶叫オフィスレギュラー陣がゲストで参加。

10-March2008 5:08

Vo&AG 神社エール	Dr 長谷	Bass ジョガー	Key たまちゃん	EG チョッチ
代表曲なので使えるVo複数ありました。ラフハウスさんのYoutubeを元にしたVerはバックを一新。中野さんとも違うナガタ兄さんのDrオカズそしてBassジョガーKeyたまちゃんに加えEGチョッチの強烈なツイン裏メロ。これはChoいらないなとの結論に。

11-初盆セレナーデ（LIVE） 5:53

Vo&AG 神社エール	Per 長谷
開運堂主戦場だった今は無きLUSH LIFEでのライブ音源。個人的に最高傑作やと思っとりマス。まるでレディオヘッド、何かを重ねるとかとてもデキませんでした。（違うライブながら）冒頭のMCでの愛する母校の後輩が見てくれ幸せそうやった顔は今でもおぼえてマスリーナ。

ライナーノート

開運堂CDによせて

彼の唄は基本的にラブソングと自虐的ソングしかない(厄除けブルースは自虐ソングの最右、しかもブルースではなく曲調はロックンロール)生い立ちによる軋轢、職場の不満、そして彼は生涯(多分)彼女はいなかった、それらの要素が彼を追い込み辛い側面はあったと思う。

しかしそんな彼にも音楽があった。小田和正を敬愛し30を過ぎてからギター教室に通い、自作の曲をしたため始める。

私が��松に住み始めて、最初に出会った音楽仲間がたんこ氏、そして増山さんだったと思う。彼らは当時あるアコギサークルに属してて私がやってたライブカフェに何回か出演してくれた。
ある日増山さんが一枚のチケットを私に手渡しながら、今度ライブハウスでライブをやるので来て下さいと言ってきた。それは繁華街にある老舗のライブハウスだった。20時開演の10分ほど前に行くとドアの向こうから増山さんの歌う声が聞こえた。おそるおそるドアを開けると、観客の誰もいないステージで彼は歌っていた。

観客は俺一人、30分ほどのステージが終わり増山さんがありがとうと私の席に来てくれた。聞くとチケットノルマ3枚分のお金を払えば歌わせてくれるらしい。たしか1枚1500円だったと思う。その時に私は「それならちゃんと売ろうよ、そしてちゃんと呼ぼうよ」と増山さんに伝えた。(その日のライブで今も一緒に演ってる詰沢脇市氏と出会う)

それから少しして、私はライブカフェをやめ、別のライブバーに勤めた。そしてその店でオープンマイクの弾き語りが始まり、たんこ氏、増山さんも出演するようになっていった。その頃から増山さんはゆっくりだったが自作曲を増やしていき、色々な場所で歌うようになっていった。

その後私が自分の店をやるようになってからは、店のお客さんとして関わり、音楽の現場は互いに変わっていったが。

たんこ氏はアコギサークルの時からずっと増山さんを支援し(高校の先輩後輩の中でもあったが)今回のこのCD制作に至っている。
酒の席では職場の不満を愚痴り、でもそれを自虐的に笑い話にし、不器用でギターも唄もそんなに上手くなかったけど(ごめん、これから褒めます。)彼の心の叫びはそんな音楽の表面的な上手さを凌駕し、フォーク版カートコバーンといえば言い過ぎだが、しかし苦しかった生い立ちと境遇が彼にギターを持たせそして彼にしか歌えない曲たちが生まれたのだ。

唯一彼が女性と親しくする場面があり(それは私のライブの日の出来事でした！)その事を曲にした、March、こもれび、帰り道は、初々しい恋愛の名曲です。

このCDの制作に際し、たんこ氏からライナーノーツを依頼され私に書けるかなと思っていたが、思い返してみると私の��松生活20年の多くの部分に彼が存在していたのを改めて感じました。増山さん安らかに、そして増山さんの生み出した曲よ永遠に
Ben

2024/11/20　Ben

編集後記





5/14火、亡くなった当日にCDを作ることを決めたような気がします。何なら前日に決まった7ヶ月後のロシモフのライブでレコ発をするコトまで。
彼との思い出は絶叫オフィスHPに散在してるので今後も知ってもらいたいし、思い出せるでしょう。
このプロジェクトのコトにシボりマス。

宅録を始めてから25年とかですがよく考えたら

ドンカマを使わないのは初めて　※その前の京都時代のスタジオ業者RECまで遡る

なぐらいなんで

弾き語り音源を元に他のパートを重ねていくとか　※正直面白いと思った

かなり未開の領域なことにトライするコトになったワケです。

知り合った頃、彼の住んでた太田のレイクサイドマンション（と呼んでた池の横の蚊の多い割高ワンルーム）でゲストEG参加のタメの曲覚え用としてよくぞ録ってたなと思いマス。余談ですが、その音源は後にメンバーにも渡り開運堂立ち上げのタメにも一役買ったコトが今回判明しました。何せ皆からかき集めたの全てそれや（それを元にした）直後のワイとのライブ音源でしたから。。
※後者のMCなんかは曲間で大いに使用

それが6曲あったのと、ラフハウスさんから許可もらった「厄除けブルース」でもってMAX7かなと思ってたら

長野さんがどんどんライブ音源持って来てｗ　最終的に11曲となりました！
「2024たんこの歴史」制作が終わってもNNRの四国ツアーとかもあったりして結局最後はまあまあタイトでした。。

弾き語りなんで元々揺れてる演奏にどんどん重なっていってなかなかカオスな感じでドコまで修正していいのか、てかデキるのかワカらなくなりましたが

終始流れてる歌は悲しみや苦しみばかり　※ずっと単なる良い曲だとしか思ってなかったが

で。。嗚呼、ツラかったんだろうなあ。てか何故亡くなったのに毎日絶叫オフィスにいるのだ！？と思いながら日々デスクに向かいましたよ。今年はサムライズ2ndRECからずっと色んな人が絶叫オフィスに来てましたが、今回のプロジェクトも皆それぞれ自分の色を出してマジ素晴らしかったデス。1人だけ足りないような気がしてたけど。。！？

実は闘病生活に入ってから何度かチャンスを試みましたが、どちらかと言うと先輩はライブを優先したりして叶わずでした。それ用のレッスンとして絶叫オフィスに2回来た時に何故トランジスタAMPの使い方を指南したのかと、1テイクで良いから各曲の歌だけでも録っておけばと思いながら編集を続けました。ラッシュライフのライブ音源で客の話し声入ってるのどうやって取ろうかとか四苦八苦しながら。いやワイの苦労とかどうでも良くホント、どんどんかっこ良くなる過程とか聴かせてあげたかった。。
まあきっとプレスがアガって来たら本人もドコかで聴くでしょうし、12/7土のレコ発ライブもアンコールあたりで登場するのでしょう。そしてその日が終わりではなく

彼の楽曲がリアルにまったりと広がり始める日である　※亡くなってから初CDて伝説カヨ

と、このモンスターアルバムを前に確信しておりマス。そういやMasu-eiji、神社エールときて次の名前決めてたんだよなあ、何たらエイジやったっけ！？何度か聞かされたけど思い出せないや、ともかくごっつオモロい仕事でした！！

ずっと過小評価されてきた男、増山さんの逆襲が始まる。

追　実はレイクサイド音源も半分ぐらいしか使ってないしまだ作れる曲も幾つかありマスリーナ
2024/12/05　うどんの国にて 小倉光一

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僕が開運堂を離れてもう6年になるんですね、僕が体を壊したため2年間しか一緒に出来ませんでしたが、最初は2人で弾き語りから始まり仲間がどんどん増えていきバンドとして活動が出来るようになりましたね、楽しい日々でしたよ。そして僕自身も6年ぶりにギターを弾くことになりました。なかなか上手くはいきませんが、12月7日はマスヤマさんの為に頑張るよ。
2024/12/03 ナオヤ

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増山さんとは小中学校の同級生で、その頃の彼は剣道と勉強のイメージしかありませんでした。その彼からバンドをしたいのでベースを弾いてほしいとの依頼があったのが2015年頃だったと思います。ライブを見に行ったところ、(ナオヤさんと2人でアコースティックデュオでやっていました)楽曲が非常に良いのと声が奇麗だとの印象でした。彼の曲は自虐的な面が若干多いですが、歌詞もメロディーも非常に練られていて、一部に讃岐の四季と風流を感じさせるところが良いところだと思っています。またMCもうまく聞く人を笑顔にさせるところがありました。これも楽曲製作を含め彼の構成力が高いことを示すものだと思います。あれから8年ほどバンド活動させてもらいましたが、コロナや病気もあり、彼が思うような活動はできなかったと思い、それが心残りです。
2024/12/09 長野

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神社エールさんは、楽器初心者の私をバンドに引き入れてくれた3個下の恩人です。本当に優しい人で、心にしみる詞も曲も歌も大好きでした。本人いろいろなことがあって開運目指してたけど、歌と仲間で開運してましたよ。
2024/12/03 長谷

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練習やライブの時は、自分が久しぶりにドラムを叩くのに一杯一杯で気が付きませんでしたが、
レコーディングした曲を改めて聴き直すと、いい曲ばかりだなと感じました。もっと一緒にバンドやりたかったです。本当に残念です。
2024/12/03 中野

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マスヤマさんとは、スタジオリハを重ねライブを目標にやっていました。
12月7日、やっとライブできますね…
当日ナッシュビルにあなたが来る事を楽しみにしています。
当日は、マスヤマさんが愛した皆さんと一緒に演りましょう！
2024/12/03 かせやん