日記
あの娘に日記を読まれたよ ある日いきなり読まれたよ 僕の秘密を知ったよ
雨などふらない冬の日に いっしょにすごしたこの部屋で いつものあたたかさが消えたよ
あの娘にないしょで悪いこと あの娘が悲しむようなこと 僕は平気でやってたよ
見つからなきゃいいだろ 心はおいといて 何も考えず 自分にいいわけして
そんな行いをぜんぶかいてた
あの娘に読まれた日記の中の 違う女の子の名前が 僕のすべてをうばったよ
僕は今でも待ってるよ ムリだとわかって待ってるよ すべてをもとにもどすことが 無理でも