![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
◆たんこ◆:今回、仕事を辞めたコトにより発生した時間を使いイキオイで約1ヶ月で8曲作ったわけデスが新しい試みとして過去のアルバムにも発言してもらいその議事録を編集後記としたいと思いマス。
一同:お疲れサマーですた。
遅咲きの花(以下、遅):にしても音質スゴいな
ダンス(以下、ダ):ホントホント。私の時には「もうこれ以上の音質は無理」とかヌカしたクセに!
裏街道ブルース(以下、裏):俺らに比べて曲数も少ないせいか最後マデ一挙に聴けるゼ、ったく。
プレイボール(以下、プ):まあ私の倍の数デスが内容はサラに倍デスね(涙
2003秋味(以下、秋):
でも「プレイボール」の時の方が1曲にカケる時間は多かったと聞いてマスが。
◆たんこ◆(司会者 以下、司): 実はそうなのデス。
プ:駄作って言われてるけど、それは曲自体であって仕事的には十分満足してる。
司:そうそう、実は車の中でワリとヨク聴くんデスよ。ただ最後のカラオケはいらんけど(笑)。
プ:音1個1個ちゃんと処理するし、何より歌入れをスゴく短く切って組み合わせてた。
裏:私の時からの傾向デスな。曲数多くて大変やったわ。まあ全曲じゃなかったけど。
秋:まあそういう手法を確立した所為でRECから遠ざかったっちゅうのもありマス。大変なコトがワカったんで。
プ:だからマキシ連発計画も流れたというコトね。
秋:まあアナタが売れなかったというのも理由の1つデスが(爆)
プ:・・・ていうか私以降何してたの?
秋:アピアに出たり◆たんこ◆と∋米蔵∈で活動したり、ミラクル・ボスやったりと、ライブ結構してマスた。ミラクル・ボスはアルバム出しマスたヨ。
プ:聴いたケドヒドいわ。私の仕事のウン分の1でしょ。
司:返す言葉もありません。全て仮テイク及び仮MIXで構成された作品デス。「いらない物は捨てよう」がそれからモレて今回収録されマスたが聴き比べると仕事量の違いがヨクわかりますね。
秋:でもそん時からCUBASE SXになりマスたよね。
司:じゃあそれも含めて機材環境の歴史を語りましょう、先輩方。
-----------------機材を語る--------------------
遅:D8とちっこいマイクだけで作ろうとしてたけど最終的にMAC G4-DT233とKORG1212I/OとMIDI音源はSK-88PRO、マイクはSM58、ヘッドフォンはMDR-CD900STとかなり金使ったよなあ。CUBASEは4.0やったっけ。
ダ:ROLANDの音がダメで売っぱらいDrはDM5、BassはNanoBassを買った。デジミキ(VM88)も増えたし、すべりこみでPOD。DM5とPODは以降ずっと使ってるでしょ。
司:その次の間の「捻り鉢巻.jp」でCUBASEが5になったと。
裏:私の時は特に何も増えてないかな?いや、サウンドカードがRMEの96/8PSTになったわ。あまり違いワカらんかったけど(笑)
司:いや、そういう目に見えないトコロが全体のレベルを上げてると思いマス。
裏:あとやっと使えるようになったデジミキが壊れて修理出してる間ジョンにマッキー借りたなあ。
秋:で、ミラクル・ボスの時にWINに以降してSXになったと。それとモニタSPがちゃんとしたもの(MSP5)になったしデュアルモニタにもなりマスたね。そして今回PCがn'Force2の専用マシンになって安定度増加し、ツイにコンデンサマイクというコトでNT3とマイクプリがFAT2。
一同:Voの音が全然違うゾ!!
秋:ホント感動でした。MIX後というよりも録ってるトキの臨場感がケタ違いですた。ただし歌以外も拾いまくりでちょうどとなりの家の解体工事とかしてて気遣いマスた。お昼休みネラって入れたりとか(笑)。仮Voに呼びベルの音とか入ってたり、イスのキシむ音も数箇所。リアルに採用すべきやったかな(笑)。まあそれに加えてCUBASE
SX自体もイイんじゃないでしょうか。32Bitとか96Khzとかヨクわからんけど確実にイイとは思う。(アプデートに)金払いつづけて十分元とってるでしょ。今後はデジミキをかえるベキなんでしょうね。アナログ→デジタルはソコなんで。ただしコンパクトで気に入ってるんでよほどのコトがない限りは。。ていうかモニタSPもイイのを買いたい。でも最優先はDrかな。今回大士の生が1曲あってあきらかにイイから。もっとリアルな音源、デキたらPC内部のを調達するか、専属Dr見つけるか。まあ後者は大変やろうな。せめてDM5をチューニングするかつMIDIをもう少し凝らんと。マイクはNT2欲しいけどしばらくNT3を使い倒しマス。
-----------------アレンジを語る--------------------
裏:コーラス少ないよね。
秋:最小限デスね。ドッグでよく島さんに「やり過ぎだぜ」と言われてたもんで(笑)。後、言葉がよく聞こえないトコはオクターブ下の関西弁とか入れたりする手法も確立しマスた(爆)。歌入れも今までの細分化するのはやめて、例えばA1やと2回にワケるかヘタしたら一挙に歌ってマス。でテイクも4つ前後にトドメて。なんせ後から選ぶのが大変なんで。結果的につぎはぎになったりしてますが極力同じテイクのを採用、要するに最後に歌ったVerがほとんどデス。でも1曲歌いきるっちゅうのはありえないデスね。4回通して歌うと声質が変わってきてつぎはぎできない。
プ:音程外れてるトコあるのでは?
秋:実はAuto-Tune使ってないんデスよ。ミラクル・ボスんトキに思い切ったのを引き継いでマス。まああん時は時間もなかったんだけど。少々外れててもそれがリアルなんデス。VoだけじゃなくGもBも怪しい。けどそれがリアル。音程だけじゃなくリズムもよれ気味。それもリアル。
プ:返す言葉もありません。確かにAuto-Tuneって聴く人が聴けばスグわかるし。
秋:デモネ、必要ないぐらい歌ウマくなってマス(爆)。ただ、イコライジングは未だヨクわからんのですわ。そこらへんが今後の課題。
裏:私んトコの「最終レース」や「えせブギ」みたく強烈な展開もないよね。
秋:10年前のシャウターズのシンプルさを秋味というコトでサラっと再現した次第デス。まあ似たような(速い)曲ばっかで曲順は悩みマスたけど。唯一「シャウターズのテーマ」のAメロは当時ありえなかったリズムにしてみマスた。RIP
SLYMEの曲にインスパイアされて(笑)、Groove Agentからヌキますた。そう、今回コンプもほとんどカケてナイス。まあBはカケたけど。Voはいらないデスね、なんせコンデンサなんで。ちょっとでもカケると歪む。そしてドサクサでGもカケてない。ていうか◆たんこ◆は歌う時点でナチュラルコンプかかってるんで(爆死)
一同:ていうか最後の方に旧アスロン君壊れて大変だったのでは?
秋:最後の3日間は生まれて始めてぐらい秒単位でやってマスたね。おかげで大胆な最終アレンジはデキなかったけど冒険しなかったのも良かったかもしれナイス。L1もあんまカケてないから音小さいかも。
-----------------コンセプトを語る--------------------
遅:ナイ
ダ:ナイ
裏:ナイ
プ:ナイ
秋:・・・。じゃあ私が初めてというコトでよろしいデスね。とにかく白井との再会がキッカケでした。お互いが近くにいるという状況がいつまで続くかワカらなかったのでそれまでに彼在籍時代の曲をやらないとイケないと思ったのデス。で、REC計画の都合上、はやとじゃなくても弾けるギターの曲ばっかで私を作ると。結果的に単なる速い曲ばっかで当時のシャウターズでもメイン級は「かおりたつ時」ぐらいで後は全部脇。でもおもしろいもんで聴いてもらえればワカると思いマスが1曲1曲メインをはれるぐらいに出世してマス。「シャウターズのテーマ」なんかライブで2回やってフェードアウトした曲デスよ!
ダ:まあその頃のメイン級の「20番」や「動けない」は私んトコに入ってるからね。
一同:録り直せ!!特に「動けない」。
ダ:確かに「ステイゴールド」や「ここずっと」「ワンデイ」に喰われたな。
遅:私んトコの「遅咲きの花」と「宇宙へいこう」も録り直せ!
プ:「ヤングシャウト」は私んトコでリメイクしてそれが私のメインになって複雑デスた。
司:リメイクもやってイキましょう。で、話を戻しマス。
秋:まあ、んな感じで実はマニアックな曲ながらも白井のベースも久々聴けたし師匠にも登場してもらったしガネーシャのSEも当時ライブの定番の笛も入れたしFLASHムービーもイイのがデキたし当時を振り返る十分な作品になったと思います。作ってる時に「あぁ、これってあの頃のシャウターズや」と参加してない快人やくにぴょんの顔まで浮びRAGの打ち上げのラムコーク飲んでる錯角で焼酎あおってマスた。でもメインが「タクシー・ゴー」というワリと新曲なのが複雑な心境ではありマス。
-----------------生活・総括--------------------
秋:G社を辞めてシステム系の派遣になって仕事ナイ時期も結構あったけど作品作らんかったんがイタいデス。
司:ひたすらアピアで耐えてマスたネ。
秋:CUBASEもSXになったのを知らなかったぐらい離れてマスた。
かなり送れてアプデートしてちょうどミラクル・ボスを録ったと。でもソコまでは常に憂鬱でしたよ、作品が残せないんで。
司:アピアでやってた曲のアルバムも作りカケますたね。
秋:そう、「原チャリにのって」以外ガタガタのね(笑)。それもひっくるめてWINに以降した時にウマく認識せず幻となってしまったと。
司:まあ曲単位で今後ちゃんと作りましょう。特に「ソロシンガー」。にしてもプーで優雅にREC三昧でしたね。
秋:意外にあせりながらも時間がどんどん経つもデスね。サボってないんやけどなあ。でも先輩らは超絶尊敬しマスよ。なんせ仕事しながらでしょ!?
一同:ホント良くやったわ。ヨクJINRO飲みながら泣いてたし。
秋:酒はちゃんと飲んでマスよ(笑)。でも今回出版系はややサボりかな。ジャケットも折り無しの1枚もんでバックカバーも無しで歌詞はWEBを見てクレと。
遅・ダ:私らはアンケートハガキまであったゾ!(怒
秋:その代わりWEBに(アンケート)ページ作りましたやん。時代の流れデスよ。でもジャケット最高でしょ?今までも(ジャケットは)ハズレなしでそれも密かなハードルだったのデスが反則気味な絵になりマスた。田町現場辞めた日の乾杯なんでリアル過ぎマス。
司:うんコレはイイ。そしてなかなかCDプレスには持ってケないデスね。
一同:ホントだヨ!で、今後どうすんの?
司:まあプレスはワカりませんが、メイン級の過去ソング+温め中の新曲群で今世紀最大なのを年内に出しマス。
一同:マジかよん!?頼むゾ!
追:シャウターズって大まかに3つにワカれてると思う。「りょ〜太・え〜ちゃんの最強時代」と「くにぴょん・白井の初期黄金時代」、そして今の「宅録時代」。2つ目は完全に永久のモンだと思ってたんだけど、妙にその頃のノリを再現できたと思ヒ満足しておりマス。
2003.9.25 都内某所にて 小倉光一